ワンちゃん(犬) 2021.08.31

愛犬を乗せた車の運転でやっていけないこととは?どのように乗せればいい?

愛犬を乗せた車の運転でやっていけないこととは?どのように乗せればいい?
「いつもドライブする際に犬が自由に動きまわって運転に集中できない…」
「犬はどのように乗車させればいいんだろう…」
このような悩みや疑問はありませんか?犬を飼っていらっしゃる方であっても、車に乗せる方法を知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、犬を乗せた運転でやってはいけないことと、車に犬を乗せる方法をテーマにお届けしていきます。

愛犬とドライブする上でやってはいけないこと

ペットは法律上物の扱いになるため、シートベルトの着用や着座位置の義務はありません。しかし、乗せ方によっては法律違反となってしまうこともあります。ではそれを踏まえた上で、愛犬とドライブする上でやってはいけないことを見ていきましょう。

犬を膝の上に乗せて運転

<道路交通法第55条 2項>
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、…車両を運転してはならない

犬を膝の上に乗せて運転するのは、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の妨げに該当し、膝の上に乗せたまま運転することは違反になります。運転者の安全のためにも、犬を危険な目にあわせないためにも、犬を膝の上に乗せて運転するのは辞めましょう。

窓から顔を出した状態で運転する

<道路交通法70条>
車両等の運転手は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない

犬が窓から顔を出した状態で運転すると他人に危害を及ぼす可能性があるため、このような行為は禁止されています。窓から犬の顔を出させてしまうと、急ブレーキやカーブ、追突事故で放り出されてしまう危険もありますので、風に浴びせると気持ちよさそう等という理由で顔を出させるのは辞めましょう。

犬はどのようにして車に乗せればいいのか?

犬の車の乗せ方はさまざまですが、以下のような乗せ方が挙げられます。

犬をクレートに入れて車に乗せる

クレートを利用すれば犬が自由に移動できる状態にならず安全に運転できますし、万が一のことがあった場合の犬の怪我も防げます。クレートを嫌がってしまう犬もいますが、クレートを使って安全に運転したい方は、日頃からクレートに入るトレーニングをすると良いでしょう。

ドライブボックスを利用する

ドライブボックスは、その名の通り犬を運転時に乗せる時用のボックスのことをいいます。ヘッドレストや座席シートに紐をかけて固定し、物によっては飛び出し防止のリードも付いています。飼い主の顔を見ながら車に乗れる点がドライブボックスを利用するメリットであり、防水・防汚加工がされている商品やデザイン性のある商品など様々な種類が販売されています。ドライブボックスを選ぶ際は、快適に過ごせるように小さすぎない商品を選び、小型犬用や大型犬用などと商品に表記されていれば、そのサイズを目安に選ぶと良いでしょう。

犬用シートベルトを利用する

あまり馴染みがないかもしれませんが、犬用のシートベルトも販売されており、首輪につなげるタイプや、ハーネスタイプがあります。クレートやドライブボックスのように囲われないため、犬にとって窮屈さはあまり感じないのではないでしょうか。

安全面を考えるとやはりクレートがおすすめ

安全面を考えると、囲われているクレートがやはり一番おすすめです。しかし、クレートを嫌がり吠えてしまったりすると、逆に気が散ってしまい運転しにくくなる可能性もあります。そのような場合には、今回紹介したドライブボックスや犬用シートベルトを検討すると良いでしょう。

まとめ

いかかでしたか?今回の内容としては、
・膝の上に犬を乗せて車を運転してはいけない
・車の窓から犬の顔を出させて運転してはいけない
・犬を乗車させる際にはクレートや犬用シートベルトを使うという選択肢がある
以上の点が大切なポイントでした。
車を運転する際に、クレートに入れることや犬にシートベルトを着用させたりといったことは義務付けられていませんが、安全に運転するためにも、今回ご紹介した内容を参考にしていただければと思います。

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