スリッカーブラシとは?スリッカーブラシを使う際のポイントをご紹介!
犬用ブラシの一つであるスリッカーブラシについて、皆さんはご存じでしょうか?スリッカーブラシという名前にピンとこない飼い主さんであっても、恐らくペットショップなどで見かけているはずです。
今回は、スリッカーブラシはどのようなものか?スリッカーブラシを使う際のポイントをテーマにお届けしていきます。
スリッカーブラシとは?
スリッカーブラシは、一般的に長方形の土台に、くの字型に曲げられたピンが付いているブラシのことです。犬の被毛は一度絡んでしまうとなかなかほぐすことができませんが、スリッカーブラシを利用すれば、毛の絡まりをほぐすことが可能です。
スリッカーブラシの種類について
スリッカーブラシには、ソフトタイプとハードタイプがあり、初心者の方にはソフトタイプのものがおすすめです。ソフト・ハードはピンの硬さを示しており、ハードタイプのものは毛玉をほぐしやすいものの、皮膚を傷つけやすいため注意が必要です。
ピン先に丸いクッションが付いたスリッカーブラシは皮膚に考慮されていますが、その分毛玉はほぐしにくくなっています。スリッカーブラシと一口に言っても硬さやクッションの有無など違いがありますので、愛犬が嫌がらないか?ほぐしやすいか?などを比べながらいくつか試してみてもよいでしょう。
スリッカーブラシを使う際のポイント
続いてスリッカーブラシを使う際のポイントを見ていきましょう。
力強くブラッシングしないこと
スリッカーブラシは余分な力が入らないように持ち、皮膚を傷つけないようにやさしくブラッシングしましょう。特にハードタイプのスリッカーブラシでは注意が必要で、力強くやりすぎると、ブラッシングされるのが嫌いになってしまうケースもあります。
毛の流れに沿って動かす
犬の体に対して水平にブラシを持ち、片方の手でブラッシングする箇所に手を添え、毛の流れに沿って動かします。(ブラシの先が斜めになっていたり、角度が付いていると痛みを与えてしまう原因になります。)
根本からブラッシングする
毛の表面や地肌に直接当てるのではなく、毛の根本からブラッシングします。毛玉になっている箇所は無理に引っ張らないように、小刻みにブラッシングしましょう。ブラッシングをした後は、コーム(くし)を利用して毛並みを整えます。
毛量が多い犬は日常的にブラッシングを!
例えばトイプードルの場合、くるくるとしたウェーブがかかっているため、毛玉ができやすい毛質となっています。毛量が多い犬には、日常的にブラッシングを行い毛玉にならないように気を付けましょう。正しいブラッシングは、コミュニケーションやスキンシップにもつながります。
まとめ
いかがでしたか?今回の内容としては、
・スリッカーブラシはくの字型に曲げられたピンが付いているブラシのこと
・スリッカーブラシにはソフトタイプとハードタイプがある
・スリッカーブラシで力強くブラッシングしないこと
以上の点が大切なポイントでした。今回の内容を参考にスリッカーブラシを正しく使い、毛玉ができないようにしてあげましょう。痛みを与えてしまうと、ブラッシング自体を嫌がるようになりますので、毛玉などは無理して引っ張らないようにしてくださいね。
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