友人の犬を預かる場合のポイントは?先住犬がいる場合のポイントも紹介!
旅行や入院などで一時的に犬を預ける必要がある飼い主にとって、信頼できる友人や家族に預けられるのは大きな安心材料です。しかし、犬を預かる側にとっては、その犬の健康やストレス、先住犬との関係など、配慮すべき点が数多く存在します。特に自宅にすでに犬がいる場合は、慎重な準備と観察が欠かせません。
この記事では、友人の犬を一時的に預かる際のポイントと、先住犬との関係における注意点をテーマのお届けしていきますのでぜひご覧ください。
預かる前に確認すべき情報
犬を預かる前に、まず飼い主から必要な情報をしっかりとヒアリングしましょう。食事の種類と量、アレルギー、薬の有無、散歩の時間帯、トイレの習慣、苦手な物や音、好きな遊びなど、日常のルーティンは大きく生活に影響します。
また、持病や通院歴、動物病院の連絡先も事前に共有しておくことで、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。迷子や事故を防ぐためにも、首輪や迷子札の有無も確認しておくと安心です。
生活環境の整備
預かる犬が安心して過ごせるよう、ケージや寝床、おもちゃなど、普段使い慣れているものを用意してもらうと良いでしょう。ニオイや手触りが馴染みのあるものであれば、環境の変化による不安を軽減できます。
新しい場所ではトイレの場所がわからない場合もありますので、最初は目を離さずに様子を見て、失敗しても叱らずにやさしく教えてあげましょう。
先住犬がいる場合の注意点
自宅にすでに犬を飼っている場合、友人の犬との相性や序列争い、ストレス反応などが問題になることがあります。どちらの犬にもできるだけストレスがかからないように、段階的に慣らしていくことが大切です。
最初の対面は中立の場所で
初対面を自宅の玄関先などで行うと、先住犬が縄張り意識から攻撃的になる可能性があります。できれば公園などの中立的な場所で散歩をしながら対面させ、互いのニオイや存在に慣れさせましょう。
序列とスペースを尊重する
犬は群れの動物であり、リーダーや序列に敏感です。先住犬をないがしろにせず、食事やスキンシップの順番を守ることで、安心感を保つことができます。また、ケージや寝床などは必ず分け、個々の安心できるスペースを確保することが望ましいです。
トラブル防止のための監視
最初の数日はできるだけ目を離さずに観察しましょう。遊びの延長で激しくなったり、食べ物をめぐってケンカになったりすることがあります。特にオス同士や気の強い犬同士では注意が必要です。場合によっては、一時的に別室で過ごさせるなどの対策も考えましょう。
預かり中に心がけたいこと
預かっている間は、なるべく飼い主がいる時と同じような生活リズムを守ることが犬にとっての安心につながります。食事や散歩、就寝時間などの時間帯がずれると、体調や行動に変化が出ることもあります。
また、預かり期間中にSNSで犬の様子を写真や動画で飼い主に伝えると、離れている飼い主にも安心を与えられます。
まとめ:友人の犬を預かる場合のポイントは?先住犬がいる場合のポイントも紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・犬を預かる前に健康状態や日常の習慣を詳しく確認しておく
・食事やトイレ、散歩などの生活環境は可能な限り普段どおりにする
・先住犬がいる場合は中立な場所での対面からスタートする
以上の点が重要なポイントでした。犬を預かることは一時的とはいえ大きな責任を伴います。安心して過ごしてもらうために、細やかな配慮と観察力を大切にしましょう。
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