ワンちゃん(犬) 2024.05.09

犬の腎臓の働きや病気、腎臓が悪くなる原因などを紹介

犬の腎臓の働きや病気、腎臓が悪くなる原因などを紹介
「動物病院で愛犬の腎臓の数値が高いと言われてしまった…」
腎臓は人間と同様に犬にとっても重要な臓器であり、加齢とともに機能が低下するとさまざまな症状を引き起こします。では、腎臓はどのような働きがあり、どのような病気があるのでしょうか?今回は、犬の腎臓をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

犬の腎臓について

犬の腎臓はそらまめのような形をした握りこぶし程度の大きさの臓器であり、胃や肝臓のうしろ、腰のあたりに左右対称にあります。腎臓が悪くなると、体内に水分や老廃物が溜まってさまざまな症状を引き起こします。

犬の腎臓の働きについて

腎臓は血液をろ過し、不要な物質や老廃物、塩分を尿として排出することで体を浄化します。また、腎臓は血圧を調節したり、エリスロポエチンと呼ばれるホルモンを分泌し、赤血球の生成を促進したり、体内の水分量やイオンバランスを調整するといった機能もあります。

犬の腎臓の病気について

数時間から数日で腎臓の機能が低下する急性腎障害では、尿量の著しい減少や下痢、嘔吐や脱水、食欲不振といった症状があらわれます。慢性腎臓病は、文字通り腎臓の働きが徐々に低下して腎不全に至るものです。毛並みはパサパサし、食欲が落ちて体重が減少したり、多飲多尿、嘔吐や貧血が起こります。

慢性腎臓病は、ステージ1から4に分けられ、ステージ1では症状はほとんどみられず、ステージ2では、ほとんど症状は軽度、ステージ3では症状が明確にあらわれ、腎機能の割合は10~25%程度、ステージ4は末期の腎不全状態であり、腎機能の割合は10%以下、意識障害や痙攣などの症状があらわれます。

犬の腎臓が悪くなる原因とは?

慢性腎臓病の原因としては、細菌やウイルスの感染や薬物による中毒、免疫疾患などによる腎炎、腎臓を構成するネフロンが傷つくといったものが挙げられます。高齢になるほど、腎臓病のリスクは高まりますが、ブルテリア、キャバリア、ウェスト・ハイランド・ホワイトテリア、ボクサー、シャーペイは腎臓病になりやすいとされています。

腎臓に優しい食事も販売されている

動物病院の健康診断で腎臓の数値が高いと言われ、どのような食事を与えたらよいか迷われる方もいるかと思いますが、腎臓に優しい食事はさまざまなメーカーから販売されています。そのような食事は、腎臓にかかる負担に配慮してタンパク質やリン、ナトリウムといった栄養素が調整されています。

犬・猫のペットフードを取り扱うピュアラックスからも、腎臓・肝臓に優しい食事を販売していますので、興味のある方は下記をご覧ください。
https://www.pureluxe.jp/lp/dog/stellar/

まとめ:犬の腎臓の働きや病気、腎臓が悪くなる原因などを紹介

いかがでしたか?今回の内容としては、
・腎臓は血液をろ過し、不要な物質や老廃物、塩分を尿として排出する働きがある
・腎臓の機能が低下する病気では、尿量の著しい減少や下痢、嘔吐や脱水などがみられる
・さまざまなメーカーから腎臓をサポートする食事が販売されている
以上の点が重要なポイントでした。腎臓は重要な臓器であるため、動物病院の健康診断で数値の異常がみられれば、食事内容などを見直しましょう。

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