小型犬と大型犬を一緒に飼う前に考慮すべき点とは?
「現在大型犬を飼っているが、小型犬も家族に迎え入れたい…」
小型犬と大型犬を一緒に飼われている方もいらっしゃいますが、サイズや活動量などに違いがあるため、うまく管理するためには慎重な計画と対応が必要です。今回は、小型犬と大型犬を一緒に飼う際の検討すべきポイントをテーマにお届けしていきます。
犬のサイズの違いによる影響
小型犬と大型犬は身体的な大きさだけでなく活動量や食事量などが異なり、小型犬は小さい家や空間でも快適に過ごすことができますが、大型犬はより広いスペースを必要とします。以下より、犬のサイズの違いによる影響について見ていきましょう。
食事面について
小型犬と大型犬の食事量は異なることが一般的であり、大型犬はより多くの食事を必要とします。小型犬は、大型犬の食事から得られるカロリーや栄養素のバランスが合わないことがありますので、個別のニーズに合わせた食事管理が必要です。
トレーニングと管理
小型犬と大型犬で必要な運動量、トレーニングは異なります。大型犬の方が運動量は多く、小型犬の方は運動量が少ないため、一緒に飼う場合にはそれぞれの運動量を考える必要があります。ぴょんぴょんと跳ねたりする動きを小型犬が繰り返すと、膝蓋骨脱臼の原因になったりしますので、運動管理の面で大型犬と同じ動きをしていたとしても、止めさせる必要があります。
小型犬と大型犬を飼う上での安全面について
小型犬と大型犬を同じ環境で適切に管理するためには、安全が重要です。大型犬と小型犬は大きさと体重に差があるため、大型犬が遊びのつもりであっても、思わぬ怪我につながってしまう場合があります。そして、大型犬が小型犬に過度な興奮を見せる場合や喧嘩をしそうな場合では、しっかり監視をおこない仲裁などに入りましょう。
多頭飼いする前に考慮すべき点
頭数が増えると、その分犬に費やす時間が増えますし、もちろん食事代の負担も大きくなります。食事の管理や健康管理が現在の頭数でも大変だ…という場合には、頭数が増えてもしっかり面倒を見てあげられるかを考えましょう。また、現実的な面で、増える家族の分のスペースがあるかも考えなければなりません。小型犬を飼っていて、大型犬を迎え入れたいという場合、大型犬のケージは結構大きなものになりますので、こちらもしっかり考慮しましょう。
まとめ:小型犬と大型犬を一緒に飼う前に考慮すべき点とは?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・小型犬は、大型犬の食事から得られるカロリーや栄養素のバランスが合わないことがある
・小型犬と大型犬では必要な運動量、トレーニングは異なる
・大型犬と小型犬は大きさと体重に差があるため、思わぬ怪我につながる場合がある
・頭数が増えると費やす時間や経済的負担が増える
以上の点が重要なポイントでした。小型犬と大型犬を一緒に飼うことには、慎重な判断が必要であるものの、適切なケアと愛情を提供できれば、異なるサイズの犬たちは幸せで健康な関係を築くことができます。
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