猫がリラックスしているときにみせる行動・サインについて

いろんな様子をみせてくれる猫さんですが、そのしぐさや行動には意味があります。特に人間と暮らす猫たちは感情が豊かで、それを行動で表現しています。飼い主としては、愛猫の気持ちを知ってさらに仲良くなりたいものです。

今回は猫がリラックスしているときにみせる行動やサインについてご紹介します。

猫がリラックスしているときの行動とは

一見クールにみえる猫ですが、その感情は行動にしっかり現れています。猫がリラックスしているときの行動についてみていきます。

しっぽを体に巻きつけて座る

猫の座り方にはいろいろありますが、お気に入りの場所でしっぽを体に巻きつけて座っていたら、それはリラックスのサイン。さっき食べたご飯の余韻を楽しんでいたり、何して遊ぼうか考えているのかもしれません。

また、座り姿勢から体制を変えて足を伸ばしてグルーミングしているのもリラックスしているときの行動です。

ゴロゴロ喉を鳴らす

猫が目を細めて喉をゴロゴロと鳴らしていたらリラックスしているということ。ご飯のあとや、気持ちいいところを撫でてもらうとき、日差しを浴びてうつらうつらしているときなど、猫はゴロゴロと喉を鳴らします。

ただし、猫は体調が悪い時にもゴロゴロと喉を鳴らすとされますので、病気の心配があるときは様子をみておきましょう。

ふみふみ

毛布やクッション、ときに飼い主さんの体を猫がふみふみすることがあります。これは子猫がお母さん猫から母乳をもらうときにしていた仕草のなごり。

お母さんのおっぱいを飲んで幸せ大満足だったときの気持ちになっているということですから、究極のリラックスサインと言えるでしょう。

焦点がぼんやりしている

リラックス中の猫の目は焦点が定まらずぼんやりした感じになります。

反対に黒目ぱっちりの状態は警戒モード、戦闘モード。真ん丸なお目目はかわいいのですが、この状態のときは近寄らずそっとしておくのがよさそうです。

お腹をみせる

お腹をみせて寝るポーズは「へそ天」と言われますが、これももちろんリラックスサイン。お腹を上に向けた状態からはすぐに動くことができませんので、本当に安心できる場所でしかできないポーズです。

へそ天をみると思わずお腹に触れたくなるのですが、触れられるのが嫌いな子もいますので、様子をみながらにするのがよいでしょう。

まとめ：猫がリラックスしているときにみせる行動・サインについて

猫がリラックスしているときにみせる行動やサインについてご紹介しました。
言葉こそありませんが、猫たちは行動でそのときの気持ちをしっかり表現しています。

愛猫の感情がわかればもっと仲良くなれるはずです。猫たちのサインを観察し、素敵な猫ライフを過ごしましょう。

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