猫の去勢・避妊手術はなぜ行う?メリット・デメリットについて
「猫を飼い始めたが去勢手術は必要なのだろうか…」
「そもそもなぜ去勢手術をするのだろう…」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?猫の去勢や避妊手術は良く耳にすると思いますが、行う理由やメリットについて詳しくご存知の方は少ないかもしれません。
今回は、猫の去勢・避妊手術をテーマにお届けしていきます。
猫の去勢・避妊手術はなぜ行う?メリット・デメリット
猫の去勢・避妊手術を行う理由には、大きく病気の予防と問題行動を減らす意味合いがあります。これらは去勢・避妊のメリットにも繋がりますので、詳しく見ていきましょう。
猫の去勢・避妊手術のメリット
猫の去勢・避妊手術のメリットは以下の通りです。
病気の予防
発情をするとホルモンの分泌により乳腺が刺激され、乳腺腫瘍(死に至る場合もある)になる恐れがあるとされています。避妊手術をすることで、性ホルモンの影響を受けにくくすることができ、この病気を予防することが可能になります。また、去勢・避妊手術は生殖器疾患の予防にもつながります。
予定しない出産を防ぐ
猫は多胎動物であるため、一度の出産で3~5匹ほどの子猫を出産します。複数匹の猫を飼う場合に、子猫を希望しない場合には去勢・避妊は必須になるでしょう。また、室内飼いだけでなく、定期的に外へお散歩する猫であれば、野良猫との妊娠を防ぐためにも避妊が必要です。
問題行動を減らすことができる
個体差はありますが、去勢をすると攻撃性が緩和されて穏やかな性格になるとされています。また、マーキングなどの行動を減らすことができたり、性的欲求を抑えることで、それに起因するストレスを消すことが可能とされています。メス猫の避妊手術も同様に、発情行動や体調の変動を減らすことができます。
猫の去勢・避妊手術のデメリット
続いて、猫の去勢・避妊手術のデメリットを見ていきましょう。
麻酔のリスク
猫も人間と同じく、麻酔にはリスクが伴います。年齢や病気の有無によりこのリスクは変わってきますので、必要性を考えた上で病院に相談しましょう。
繁殖能力がなくなる
去勢・避妊のメリットでもありますが、子猫を望む場合には表裏一体であるため、繁殖能力がなくなることは、デメリットにもなります。
太る可能性がある
去勢・避妊により活動量が変化したり、食欲が変化することにより、太ることがあるとされています。去勢や・避妊後は飼い主が食事量などをしっかり管理する必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?猫の去勢・避妊手術のメリット・デメリットについて把握できたのではないでしょうか?今回のメリット・デメリットを理解した上で、去勢・避妊が必要であるかを判断していただければと思います。
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