後悔しないためにも…犬の衝動買いに待った!衝動買いNGの理由とは?NEW
最近では、ペットショップやSNSで可愛い子犬を見かけて「一目惚れして買ってしまった」という人も少なくありません。しかし、見た目のかわいさだけで犬を迎えると、その後の生活に大きなギャップを感じてしまうことも…。
飼育には時間、手間、そして責任が伴い、衝動買いによって不幸になるのは飼い主だけでなく犬自身でもあります。この記事では、犬の衝動買いがなぜNGなのかをテーマにお届けしていきますのでぜひご覧ください。
犬を衝動買いする人が増えている背景
SNSやペットショップのウィンドウで見かける愛らしい子犬の姿に、一目惚れしてそのまま購入してしまうケースが少なくありません。特にコロナ禍以降、自宅で過ごす時間が増えたことにより、「癒しが欲しい」「寂しさを紛らわせたい」といった理由で犬を迎える人が急増しました。
環境省の調査によると、2020年度はペットの飼育開始率が例年よりも高まり、一時的な需要が顕著になりました。しかし、安易な判断で命を迎えることは、飼い主にも犬にも大きな不幸をもたらしかねません。
犬の衝動買いがNGな理由とは?
続いて、犬の衝動買いがNGな理由を見ていきましょう。
飼育には想像以上の時間と手間がかかる
犬は生き物です。食事・排泄・散歩・健康管理・しつけなど、毎日継続的にケアが必要です。特に子犬のうちは、夜鳴きやトイレの失敗、噛み癖などの問題行動も多く、精神的にも時間的にも余裕が求められます。
飼い始めてから「こんなに大変だとは思わなかった」と後悔する人の多くは、準備や理解が不十分なまま犬を迎えてしまったケースです。
医療費やトリミングなど経済的負担も大きい
犬の生涯にかかる費用は、平均で約100万円〜200万円とも言われています。予防接種、去勢・避妊手術、定期的な健康診断、病気やけがへの対応など、医療費は想像以上にかかります。また、犬種によっては月1回以上のトリミングが必要な場合もあり、美容代も継続的な出費です。
旅行・仕事・病気などで預け先に困ることも
犬を飼うと、旅行や出張時に気軽に出かけることができなくなります。ペットホテルやペットシッターの利用、または信頼できる預け先の確保が必要です。また、将来を見越して環境の変化にも対応できるか、よく考えておく必要があります。
性格・犬種の特性を知らないまま飼うリスク
見た目のかわいさだけで犬種を選ぶと、後悔することがあります。例えば、チワワやトイプードルは人気ですが、実は活発で警戒心が強く、吠え癖が出やすい傾向があります。逆に大型犬は温厚でも、広い運動スペースや力に耐える体力が必要です。
犬種ごとの性格や飼育のしやすさ、必要な運動量、体質などをしっかり理解しないまま選ぶと、犬もストレスを抱えてしまう恐れがあります。
安易な手放しが「殺処分」につながることも
衝動買いした犬が「手に負えない」「環境に合わなかった」などの理由で飼育放棄されると、多くは保健所や保護施設に送られます。引き取り手が見つからなければ、殺処分の対象となる可能性もゼロではありません。
犬を迎える前に必要な準備とは
犬を家族に迎えるには、事前準備が重要です。まずは家族全員の同意を得て、飼育環境や費用、ライフスタイルとの相性を検討しましょう。
さらに、できれば複数の犬種を比較したり、保護犬譲渡会に参加するなどして、時間をかけて「本当にこの子を迎えたいのか?」を考えることが大切です。また、ペット可の住宅かどうか、アレルギーの有無、万が一の際に面倒を見てくれる人がいるかなど、現実的な視点でのチェックも忘れずに行いましょう。
まとめ:後悔しないためにも…犬の衝動買いに待った!衝動買いNGの理由とは?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・飼育には時間・手間・根気が必要
・生涯の医療費や生活費など経済的負担が大きい
・環境の変化に対応できないと飼育継続が困難
・犬種の特性を知らずに選ぶとミスマッチが起こる
・迎える前に十分な準備と検討が必要
以上の点が重要なポイントでした。犬は家族の一員として迎えるべき存在です。命を預かる責任の重さを、どうか忘れないでください。
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