ねこちゃん(猫) 2025.07.01

朝になると猫が起こしにくるのはなぜ?理由と対策も紹介!NEW

朝になると猫が起こしにくるのはなぜ?理由と対策も紹介!
猫と暮らしていると、「毎朝決まった時間に起こされる」「顔を舐められる」「布団の上に乗ってくる」など、飼い主が目覚まし代わりにされることがあります。なぜ猫は朝になると飼い主を起こしにくるのでしょうか。その理由は、猫の本能や生活習慣、人間との関係性に深く関わっています。

今回は、朝になると愛猫が起こしにくる理由をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

猫はもともと薄明薄暮性の動物

猫は「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」と呼ばれる行動パターンを持っています。これは、朝夕の薄暗い時間帯に最も活発になるという特性です。野生時代の猫はこの時間帯に狩りをすることで、捕食者を避けつつ小動物を効率的に捕まえていました。そのため、現代の家猫であっても、この本能が強く残っており、夜明け前後になると活動的になりやすいのです。

お腹が空いてごはんを催促している

朝に飼い主を起こすもっとも一般的な理由は「空腹」です。猫は食事の時間を覚えるのが得意で、毎朝同じ時間にごはんをもらっていると、体内時計がその時間に合わせて働き始めます。

そして「そろそろごはんの時間だ」と思った猫は、飼い主を起こして要求しようとします。特に空腹時は、声を出したり、顔や髪に触れたり、身体の上に乗ったりして、あの手この手で起こしにかかります。

習慣化された行動

猫は習慣を非常に大切にする動物です。一度「この時間に起きれば飼い主が反応してくれる」と学習すると、その行動は習慣として定着します。例えば、朝5時に鳴いたらごはんがもらえた経験があると、それ以降毎朝5時に鳴くようになります。

これは「オペラント条件づけ」と呼ばれる学習理論に基づくもので、行動に対して望ましい結果が得られると、その行動が強化されていくのです。

飼い主とのコミュニケーションの一環

猫は単独行動が基本の動物ですが、飼い主との信頼関係が深まると、行動で愛情を表現するようになります。朝に飼い主を起こすのも、その一部と考えられます。特に飼い主が目を覚ましたあとに優しく声をかけたり、撫でたりしてくれることが習慣になっていれば、猫にとっては「朝は飼い主と触れ合える時間」として楽しみにしている可能性もあります。

遊んでほしい・構ってほしい

猫によっては、ごはんではなく「遊び」や「スキンシップ」を求めて飼い主を起こす場合もあります。夜の間は寝ていて退屈しているため、朝になると活動モードに入り、飼い主に「起きて、一緒に遊ぼうよ」と訴えてくるのです。特に若くてエネルギーのある猫や、1匹で飼われていて刺激が少ない環境の猫に多く見られます。

対策はどうする?

もし「毎朝早すぎて困る」という場合には、いくつかの対策が考えられます。まず、朝ごはんの時間を一定にすることが重要です。自動給餌器を使って、飼い主が起きる前にごはんが出るようにすれば、起こしに来る行動は減る可能性があります。また、寝る前にしっかり遊んでエネルギーを消費させることで、朝までぐっすり眠る習慣をつけることも効果的です。

まとめ:朝になると猫が起こしにくるのはなぜ?理由と対策も紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、
・猫は朝夕に活発になる「薄明薄暮性」の本能を持っている
・朝に飼い主を起こすのは空腹が原因であることが多い
・一度反応するとその行動は習慣化されやすい
・遊びたい、構ってほしいという気持ちから起こす猫もいる
・対策としては、自動給餌器の利用や夜の遊びタイムが有効
以上の点が重要なポイントでした。朝愛猫が起こしにくるのはとても愛くるしい行動ですが、それが生活に支障をきたすものであれば、対策も考えるとよいでしょう。

【 毎週金曜に配信 】公式LINE登録でお役立ち情報が受け取れます!

「愛する猫ちゃんの健康を守りたい」飼い主さんに向けて、お役立ち情報を毎週金曜に配信しています。(公式オンラインショップで使える500円OFFクーポン付き)

よく読まれている記事

お客様の声

お客様の声